感情

昨年11月から、産業カウンセラーの通信養成講座に通っている。

面接実習に月1〜2回通いつつ、宿題もしつつというのが社会人には結構ハードなのだけど、なんとかかんとか真面目に出席中。

 

自分にとってずーっと課題なのが、人の感情を感じる感性がどうも人より鈍いこと。

カウンセリングを学ぶには致命的な気もするが、感情を論理的に冷静に理解できるというメリットなのかもしれないとも思う。

カウンセラー役をやりながら、技法として「感情への応答」を行っていくのだけど、本当難しい。クライエントが言葉で表現した感情を拾うのが精一杯で、クライエントが言葉で表現していない感情には気づけず、あるいは気づいたとしても伝え返す語彙と反応速度がなく、もう苦闘の連続である。

まあ、努力はしてみるつもり。

そして、やっぱり実習メンバーの中にはナチュラルに感性豊かな人がいて、めちゃくちゃ羨ましい。本当に本当に本当に羨ましい。

なんだろうな〜。なにが違うんだろう。

 

自転車に乗れない人とか泳げない人は、いくら説明されても乗れないし泳げない、ってのと一緒かもしれない。

問題なのは、トレーニングしてたらいつかは感覚をつかんで使いこなせるようになるものなのか、もしくはトレーニングしてもハンデは残るのか、ということ。

いや、別に、遠泳したいとか、100m60秒で泳ぎたいとか、そういうことではなくて。まずは、習ったフォームを守って50mばかし泳ぎ切れたらいいな。